家電レンタル・家具レンタル | レンタル生活

自立した生活が可能な高齢者向けの住宅には、いくつかの種類があります。それぞれの特徴を理解し、ご自身の希望や状況に合った施設を選ぶことが大切です。

• ・サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）

  バリアフリー構造で、安否確認や生活相談サービスが提供されます。介護が必要になった場合は、外部の事業者と契約してサービスを利用できます。比較的自由度が高く、アクティブなシニア層にも選ばれています。




• ・住宅型有料老人ホーム

  食事や生活支援サービスが提供されます。介護が必要になった場合は、外部の事業者と契約してサービスを利用します。自立型と表記されることもあり、日常生活のサポートを受けたい方に適しています。




• ・健康型有料老人ホーム

  健康な高齢者向けの施設で、健康維持のための設備やサービスが充実しています。介護が必要になった場合は、退去が必要となるケースもありますが、リタイア後の生活をアクティブに楽しみたい方に向いています。




• ・シニア向け分譲マンション

  バリアフリー構造で、生活支援サービスなどが提供される分譲マンションです。所有権を持つため、より自由度の高い暮らしが可能で、将来を見据えた住まいとして人気があります。

  
  

これらの施設はそれぞれ特徴や費用が異なるため、見学や相談を通じて、ご自身に最適な情報収集をすることをおすすめします。

多くの施設に共通しているのは、バリアフリー設計であることや、スタッフが日中常駐し安否確認や生活相談サービスを提供している点です。
食事の提供や家事支援、施設内外の介護サービスを受けられる場所も多く、ご高齢の夫婦や離れて暮らす単身者の方々が不安なく生活できます。 近年では、元気なうちから入居を検討する方も増えており、新しいコミュニティや趣味の場を求める目的で入居するケースも増えています。

入居時に準備する荷物について

「入居時に何を持っていけばいいの？」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。施設によって提供されるサービスや入居対象者が異なり、設備も様々なので、準備するものも変わってきます。

一般的な賃貸マンションのようにすべてを入居者が準備する場合もあれば、冷蔵庫や洗濯機などの家電、必要最小限の生活用品の準備で良い施設もあります。

準備が必要な主な荷物としては、以下のものが挙げられます。

• ・日用品

《歯ブラシなどの洗面用具、爪切りやヘアブラシ、電気シェーバーなどの衛生用品、箸や茶碗・マグカップなどの食器類、フェイスタオルやバスタオルなど》
サ高住やシニア向け分譲マンションでは、基本的にすべての準備を入居者が行います。有料老人ホームでも、使い慣れたものを持ち込めるよう枕や掛け布団・敷きパッドは自分で用意するケースや、トイレットペーパー、ボックスティッシュを持参する場合もあるため、入居前に必ず確認しましょう。




• ・衣類

《入居時の季節に合わせた生活に必要な衣服（部屋着、パジャマ、下着）を1週間分程度、ひざ掛け、室内履き、外履きの靴など。》
ご家族が入居されるのであれば、最初からすべてを揃えるのではなく、しばらく生活してみてから、本人の希望や施設からの指示に合わせて必要なものを揃えていくのがおすすめです。洗濯の頻度にもよりますが、まずは1週間分（洗濯が週1回なら2週間分）の衣類で入居し、物が過剰にならないように調整するのが良いでしょう。




• ・家具、家電

《タンスや衣装ケースなどの収納家具、冷蔵庫や洗濯機、テレビなどの生活家電》
衣類の収納や小物の整理には、クローゼットやタンスが必要です。慣れない環境での生活は戸惑いや心細さを感じるものですが、使い慣れたタンスが部屋にあるだけで安心感を得られることもあります。施設の居住スペースに持ち込めるなら、タンスは持参したい家具の一つでしょう。 電化製品も、たいていは一人暮らし（ご夫婦なら二人暮らし）用のものを入居者が準備し持ち込みます。 自宅で使っていたものを移動させる場合、家族用の大型家電が多く、施設によっては持ち込みサイズが制限されている場合があるため、事前に確認が必要です。



事前に施設に確認した上で、快適に生活できる環境を整えましょう。

『どんなレンタル会社がある？』選び方のポイント

一口に家電レンタルといっても、様々な会社がサービスを提供しています。

全国規模の会社、地方に根差した会社、シンプルな生活家電を扱う会社、高級家電のお試しレンタルができる会社など多岐にわたります。 レンタル商品は会社によって異なるため、ご自身のニーズに合った会社を選ぶことが重要です。

「家電レンタルで何を借りたらいいのだろう？」

高齢者住宅へ入居するタイミングは、家財を整理する良い機会になりそうです。部屋の中を、まるごとレンタルで揃えるのも選択肢かもしれません。

『個人で家電をレンタルするのは大丈夫？レンタル商品は中古品なの？』

家電レンタルを初めて利用する方の中には、サービスに不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、家電レンタルは決して珍しいサービスではありません。
例えば、家具家電付き賃貸物件は、部屋と家具家電を一緒に借りているのと同様の仕組みです。 また、社員寮などで家具家電が備え付けられている部屋でも、企業がレンタル会社と法人契約を結んで設置しているケースもあります。 レンタカーほど一般に広く知られてはいませんが、法人においては家具家電のレンタルは珍しいことではありません。個人の方でも安心してご利用いただけます。

基本的に、レンタル商品の多くは中古品です。ただ、中古品といっても、貸し出し先から戻ってきた商品は念入りにクリーニングやメンテナンス、動作確認が行われ、次のレンタル先に出荷されるまで大切に保管されています。 そのため、利用に関して不安を感じることはないでしょう。万一、通常の使用で故障した場合でも、無償で修理や交換をしてくれる会社を選べば、さらに安心して利用できます。
もし中古品に抵抗があるようでしたら、新品をレンタルできる会社を選ぶことも可能です。

『入居まで時間がなく、間に合わせで借りてみたけど、延長してレンタルしたい』

急に入居が決まり、準備する時間がない場合でも、ひとまずレンタル家電で生活環境を整えることができます。「落ち着いてからじっくり準備するつもりが、レンタル家電で十分だった」と感じた際に、難しい手続きをすることなくレンタルを延長できる会社を選べば、安心して利用を続けられます。